NATリサーチセンター

NRCNAT Research Center

NRCの活動

NATリサーチセンター(NRC)は、核融合、加速器、レーザー等の先端科学技術分野に係る下記業務を⾏います。
(1) 学識知⾒者で構成される⾼度専⾨研究員及び若⼿研究者等の業務調整に関すること。
(2) 事業に有⽤な調査研究、情報発信及び⼈材養成に関すること。
(3) 営業及び契約に係る学術的活動に関すること。

NRCセンター⻑からの挨拶

私たちNRCメンバーは、ウクライナおよび中東地域における情勢の不安定化がエネルギー安定性に与える懸念を深刻に受け⽌めています。このような状況下で、エネルギーの安定供給を確保するためには、⾰新的なアプローチと技術の活⽤が不可⽋です。

これらの分野での基礎研究は、しばしば公的機関や⼤学によって主導されることが⼀般的です。私たちは、私企業の柔軟性や迅速な意思決定の⼒を活かし、この分野においても産業界が主導的な役割を果たすための基盤となるべく、基礎研究部⾨としてのNATリサーチセンターを発⾜させ、創設当初から当社の基盤研究を確⽴し、当社の業務活動の裾野を広め、更なる事業活動を推進しています。

NRCの主要テーマである原⼦核理⼯学、特に加速器技術、核融合、原⼦⼒は、⼈類の発展を⽀える基礎研究分野であり、また安定的で持続可能なエネルギー供給を実現するための重要な⼿段としてその貢献は計り知れません。これらの技術は、化⽯燃料に依存することなく、地球環境への負荷を最⼩限に抑えながら、安定的な電⼒供給を提供する可能性を秘めています。

私たちは、地域と世界の安全と安定のために、原⼦核理⼯学分野の潜在⼒を最⼤限に活⽤し、持続可能な未来を築くための努⼒を続けてまいります。それにより安定したエネルギー供給を確保するための取り組みを⽀援してまいります。さらに、国際社会と連携し、エネルギーの安定供給と地球環境への負荷削減に向けた共同努⼒を促進してまいります。

特別研究員プロフィール

氏 名       千葉 敏

兼 職       東京工業大学名誉教授 工学博士

加入学会  日本原子力学会、日本物理学会

主な活動  研究分野核データ、核反応理論、宇宙核物理学、日本原子力学会論文賞(2回)、核データ部会賞、計算科学部会賞等受賞、原子力システム研究開発事業PL(3回)

氏 名       ⼩栗 慶之

兼 職       東京工業大学名誉教授 工学博士

加入学会  日本物理学会、日本原子力学会、PIXE研究協会、日本加速器学会、プラズマ・核融合学会

主な活動  イオンビーム応用工学の研究(加速器工学、慣性核融合、微量分析、医療応用 他)

氏 名       ⼭野 直樹

兼 職       東京工業大学 工学博士

加入学会  ⽇本原⼦⼒学会,American Nuclear Society,科学技術社会論学会,Society for Social Studies of Science

主な活動  核データの不確かさ研究 ⽇本原⼦⼒学会核データ部会賞学術賞受賞、⽇本原⼦⼒学会社会・環境部会賞業績賞受賞、•低線量影響における地域参画型リスクコミュニケーション⼿法の構築(2013-2015年度科研費)

氏 名       鈴⽊ 俊夫

兼 職       ⽇本⼤学⽂理学部 ⾮常勤講師
              Beihang⼤学(中国)客員研究員 理学博⼠

加入学会  日本物理学会

主な活動  ニュートリノー原⼦核相互作⽤の研究・天体環境における電⼦捕獲率、β崩壊率の評価と元素合成の基盤研究(2019-2022年度科研費C)原⼦核のスピン応答、弱遷移過程と元素合成の基盤研究(2015-2018年度科研費C)

氏 名       ⼤島 真澄

兼 職       東北⼤学 理学博⼠(前⽇本分析センター技術相談役 前㈱化研技術顧問)

加入学会  日本原子力学会、⽇本放射化学会

主な活動  ⾼感度核種分析法の開発 ⽂部科学⼤⾂賞第30回研究功績者賞・第35、43回⽇本原⼦⼒学会賞技術賞受賞、BNCT・廃炉措置研究(H27科研費、R02 JAEA英知事業)、中性⼦核データ研究(H17,H19原⼦⼒システム研究事業)

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